●成功は自分のおかげ、失敗は他人のせい
人がどれほど自分の都合の良い言い訳をするかという調査結果をご紹介(心理学の本参照)
家庭教師を対象に、自分の教え子の変化について理由を聞きました。
教え子の成績が上がったグループでは「自分の教え方がうまかったから」
「的確なアドバイスをしたから」「隠れた長所を見つけたから」などと
自分の功績によって成績があがった事を示唆するような理由が並びます。
逆に、成績が上がらなかったグループでは「教え子にやる気がなかった」
「自分のいうことを聞かなかった」「教え子の努力が足りなかった」と、教え子のほうに
問題があったとする答えがそろいました。
実際には良くも悪くも家庭教師と教え子の二人三脚で結果が出ているはずなのですが、
そういうことを認める回答はほとんどなかったのです。
成功したときは自分の力のおかげで、失敗したときは誰かのせい、と思い込みたがる傾向は
誰にでもあります。
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